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- 2018/01/10
- 美容コラム
『知っていますかホームケアの必要性』
『知っていますかホームケアの必要性』
髪の毛の大部分の80~90%は、ケラチンタンパクからできています。10~15%は水分で残りは、メラニン色素や脂質、微量元素などの成分からできています。
そして、髪の毛は死滅細胞で出来ているので一度ダメージを受けたものは、絶対に治ったりしません。家庭でのヘアケアが間違っていればダメージも大きくなるでしょう。
毎日欠かさずシャンプーしている人も多いのではないでしょうか。1回のシャンプーで髪に与える負担はさほど大きいダメージではないけど、年間365回以上となればシャンプーの仕方の善し悪しで、大きな差が出てしまいます。正しいシャンプーの仕方で美髪を目指しましょう。
■髪に良いシャンプーとトリートメントの方法
〇ブラッシング
お風呂に入る前に髪の毛をブラッシングして、絡まっている毛があればほぐします。お湯に濡れた後では、絡まりやすく傷みやすいです。ロングの場合は、毛先から丁寧にほぐし徐々に根元をブラッシングするようにしましょう。
〇お湯シャン
シャワーの温度は、38度前後が適温です。熱すぎると頭皮の負担になります。約3分お湯だけでしっかりとチリやホコリを落としておきましょう。
〇シャンプー
シャンプーを適量手に取り必ずしっかりと泡立てた後、髪の毛ではなく頭皮をメインに洗ってください。その時爪を立てて洗うと頭皮のダメージにつながります。指先の腹で丁寧に下から上に向かって洗いましょう。決して髪の毛同士をゴシゴシ洗わないでください。
その後、汚れや泡が残っていないようにしっかり目にすすいでください。
〇トリートメント
トリートメントは、すぐ洗い流すタイプとしばらく置いておくパックタイプの2種類があります。トリートメントをつける際は、髪の毛の水分をしっかり取り除き、できるのであればタオルで抑えて水分を取り除くのが良いでしょう。
髪に残った水分は、栄養分が髪内部に浸透する妨げとなります。そして、頭皮には付けずに髪全体に行きわたらせてください。すすぎの際は、流しすぎに注意しましょう。しっかり流しすぎるとトリートメント効果が半減してしまいます。
〇ふき取り
洗い終わった後、タオルで豪快に髪をこすり合わせてふき取るのはよくありません。髪をいたわりタオルに水分を浸透させるように水分を取り除きましょう。
〇ドライヤー
ドライヤーは、髪を乾かすだけでなく乾燥させすぎたり髪をこすり合わせたりするとダメージヘアーとなります。重要なポイントは、下記の3点あります。
・頭皮を乾かす
髪はもちろんですが、濡れたままの頭皮は、雑菌の温室になってしまいます。
・動かす手はドライヤーだけ
逆の手で髪を動かして乾かそうとすると摩擦でドンドン傷んでしまいます。風が一点に集中しないようにドライヤーの手は常に揺らしておくのが良いでしょう。
・ドライヤーの向き
キューティクルの向きに逆らわず、髪に対して約30度の角度で上から風をあてましょう。
■ホームケアの重要性
ホームケアの重要性を理解している方は、どのくらいいるのでしょうか?アトピーなどの症状でのお子様がいらっしゃる場合は、皮膚科などに相談し、どんなシャンプーなどを選んだらいいのか考えると思います。
しかし、肌や髪に特に悩みを持っていない方は、本当に必要なケアができず髪や頭皮の傷みに気付いてない方も多いのではないでしょうか。年齢とともに髪がパサつく、頭皮がかゆい、抜け毛が気になるなどの悩みを感じやすくなります。
それに気づいた時に正しいケアができれば、もっと理想の髪質になる事が出来るのです。
■正しいホームケアを行うために
敏感肌などの場合、シャンプーは洗浄力の優しいタイプがおすすめです。ところが、市販のシャンプーのほとんどは洗浄力が強いので、髪の毛がパサついたりまとまりにくくなったりします。自分に合ったシャンプーを選んでください。
また、トリートメントは頭皮につけないタイプが多いので、髪の中間から毛先だけにつける保湿力の高いものがおすすめです。
ドライヤーで乾かす前に頭皮用の保湿剤をつけて軽くマッサージすると効果的です。美髪を保つためには毛先に流さないトリートメントをつけてから乾かすのも有効です。正しいホームケアで理想の髪に近づけるようにケアしていきましょう。